アレルギー専科        得意な病気     喘息2へ     トップへ戻る



喘息

喘息とは?

喘息は、空気の通り道である気道(気管支など)に炎症が起き、空気の流れが制限されて発生する病気です。アトピー型の場合、気道は様々な吸入刺激反応して、発作的に咳、ゼイゼイという気管支が鳴る喘鳴、呼吸困難がおきます。

喘息は、慢性の気道炎症によるものだとわかり、この炎症をコントロールすることが発作を予防することだと考えられるようになりました。


気管支喘息の西洋医学的見地からの分類

気管支喘息は、アトピー型、感染型、混合型に分類できる
アトピー型 感染型
家族歴 アトピー性疾患をみる 通常はない
発病年齢 35才以下が多い 40才以上が多い
発作の起こり方 呼吸困難があり、痰が切れないので咳をする 痰が出て次第に呼吸困難となる
鼻症状 水様鼻汁が多く、特にくしゃみが多い 膿性鼻汁が多くくしゃみは少ない
直接誘因 アレルゲン吸入または食物アレルギー 上気道感染
アレルギー症状 皮膚や鼻によくみられる まれ
眼症状 流涙、眼の痒みを訴えることあり まれ
発熱 なし 微熱のこと多い
理 学 的 所 見
鼻粘膜 水っぽく腫脹 発赤腫脹
咽頭部・扁桃腺 水っぽく半透明な感じ 発赤充血
検査
血中IgE 上昇 正常
皮膚反応 多くのアレルゲンで陽性 通常のアレルゲンでは陰性



気管支喘息の発生頻度

年間変動                  日間変動

喘息の発作は、9月〜11月の秋に多く、1日のうちでは夜半から明け方に多いことがわかる。



肥満細胞と好酸球

肥満細胞は、外界と接する皮膚や粘膜内に多く存在し、細胞表面の受容体に結合しているIgE抗体を介してアレルゲンと反応し、ヒスタミンを放出すると同時に、プロスタグランジンやロイコトルエンという物質も生産します。これらの物質は、化学伝達物質と呼ばれ気管支を収縮し、血管の透過性を興奮させ、痰の分泌を高めて喘息の呼吸困難発作を起こします。

好酸球は、いろいろな刺激(アレルゲン、サイトカイン、補体など)に反応して障害性蛋白質を放出し、気管支粘膜の剥離・破壊を起こします。これは遅発型アレルギー反応と呼ばれ、発作を繰り返し起こすような慢性の喘息症状に関係していると考えられています。慢性喘息患者の気道内部では、好酸球が分泌する物質が上皮細胞を溶かしてしまい、知覚神経がむきだしになって、更に知覚神経が過敏になって、気温の変化や湿度の変化など、いろいろな刺激ですぐに喘息発作を起こすことになります。

*最近中国で、漢方薬の玉屏風散衛益顆粒という名前で日本で売られている)に、非常に強い基底膜の保護修復作用があることがわかってきました。






喘息2へ