店主の四方山話                    TOPへ戻る


  

第192話 白朮を変更します、の話



漢方薬の原料である生薬の価格が上昇している上、質は逆に低下しています。ですが、煎じ薬はなるべく良い生薬を使うというのが、川口漢方薬局の方針です。


川口漢方薬局の煎じ薬の構成成分である白朮が見た目が大きく変わります。今までよりも逆に品質は良くなり、今までの細かく切断したものではなくスライス状になったもので、白朮の元々の大きさまでわかってしまうようなものです。

今までのと同じ形状の白朮を新規に仕入れると明らかに品質が悪くなっているのと、値段は高くなるものの今までの白朮よりむしろ良いものが安定して仕入れられる目途が付いたからです。


白朮(びゃくじゅつ)
今まで使用していた白朮と同じ刻み方のものですが、数年前のものより品質が悪くなっています。 今後、入手が可能な限り使おうと考えている白朮です。品質は左のものより良い。




日本漢方薬製剤協会(漢方薬製剤を製造販売している国内の製薬メーカーの団体)の調査によると、主要な漢方薬材料の30品目平均で、2006年を100としたとき、2014年には244と、8年間で調達コストが2.4倍になっています。漢方薬製造メーカーの中には、やむなく原料の質を落としコストの上昇を抑えているところもあると聞きます。


川口漢方薬局でも、原材料生薬の値上がりは実感していますが、原材料の品質は、薬効に直結しますから、原材料が高くなったからその分、品質の劣る材料を使おうという気にはなりません。安定して入手できる生薬の中で、なるべくより良いものを使って行く所存です。



川口漢方薬局のホームページ
http://kawaguchikampo.c.ooco.jp/

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