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 第187話 ノロウイルスによる嘔吐・下痢症の漢方薬





ノロウイルス大流行の兆し 年末ピークか、予防呼びかけ

2012年11月27日のヤフーニュースに、ノロウイルスの流行についての記事を見つけました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121127-00000011-asahi-soci

ノロウイルスなどの感染によって、嘔吐・下痢などが起きる感染性胃腸炎が流行しはじめています。




感染予防は、普通のインフルエンザやカゼと同じ

手洗い、うがいなど感染予防は普通のインフルエンザと同じです。また、体が冷えると抵抗力が低下するので、体を冷やさない、あたためることが重要です。

予防のための漢方薬も、基本的には普通のインフルエンザやカゼと同様ですが、疲労、ストレス、飲みすぎ、食べすぎなど胃腸に負担をかけることは避けたいです。

第186話 かぜ、インフルエンザと花粉症予防の漢方薬 もご覧ください。



感染してしまったら

感染初期
感染初期の嘔吐・下痢症状には、かっ香正気散を中心とした漢方薬がお勧めです。かっ香正気散は、夏の胃腸カゼの漢方薬として使われますが、実は、嘔吐・下痢症などの感染性胃腸炎には季節を問わず使います。ただし、症状が激しい場合には、清熱解毒作用のある薬草や漢方薬を同時に併用します。


発熱が顕著なとき
銀翹散、天津感冒片などを使います。脱水症状を防止するために、西洋人参や生脈散などの漢方薬を併用する場合もあります。

回復期
食欲が低下し、お腹が張り、元気が無い、疲れやすいなどの症状が残ったときには、小柴胡湯などの柴胡剤や、元気をつけ胃腸の機能を向上させる香砂六君子湯、失った免疫力を向上させるために玉屏風散などを、症状や体調にあわせて使用します。


感染性の嘔吐下痢症には、通常の下痢止めは使ってはいけません。やみくもに下痢を止めようとすると、いつまでもウイルスが腸管に留まってしまうからです。

             

第91話 嘔吐下痢症の漢方薬の話

こちらも、是非、お読みください。



川口漢方薬局のホームページ
http://kawaguchikampo.c.ooco.jp/

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