店主の四方山話                    TOPへ戻る




  

 第181話 精神安定作用のある生薬の話




現代はストレス社会なので、日ごろ、イライラしやすい、焦燥感がある、良く眠れないなどの症状をお持ちの方も多いと思います。そんな方にぴったりの健康補助食品が発売になりました。

         

ミンハオというもので、琥珀(こはく)、珍珠母(ちんじゅも)、短梗五加果(たんこうごかか)という成分が入っています。


琥珀:古代のカエデやマツの樹脂が地層中に埋もれて化石になったもの
    重鎮安神(鎮驚安神、利水通淋、活血去於)
    性味 甘、平、無毒(帰経:心、肝、膀胱経)

清朝 西太皇后の抑うつ症状を改善させるために使用された交感丸という薬の中にも琥珀は配合されていました。



珍珠母:真珠貝の貝殻を砕いたもの
    重鎮安神(安神定驚、清肝瀉火、鎮痙)
    性味 甘鹹、寒(帰経:心、肝経)



短梗五加果:ウコギ科のマンシュウウコギの果実
    滋養安心、鎮静潜陽、養血、潤燥通便
    性味 甘、平



安神とは?

中医学では、精神を安定させる作用を安神といいます。心の中には神が居て、その神が落ち着かない状態になると考えられていたからです。

精神が高ぶりすぎてイライラ、興奮状態になって不安定になるタイプの場合には、重鎮安神の効能のある生薬を使います。多くは重いものが多いので重いもので鎮めるという意味で重鎮といい、琥珀や珍珠母も重い生薬です。

不安感が強い、動悸、不眠、疲れやすいなどの虚弱のタイプの場合には滋養安神の生薬を使います。こちらは、精神安定だけでなく、疲れ、だるさ、元気がない、血色不良なども同時に改善できます。






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