店主の四方山話                    TOPへ戻る




  

 第180話 痛みと低気圧の話




低気圧になると、なぜ痛みが酷くなるのか?

春になると周期的に雨が降り、低気圧が来ると腰が痛い、古傷が痛む、頭痛がするという方が多いです。西洋医学では、こういった気候の変動と自覚症状の変化については、ようやく研究がされはじめて、どうやら、自律神経が関係しているということがわかってきました。

しかし、東洋医学では、低気圧になると痛みが酷くなる現象を大昔から重視していました。風湿の影響です。
人によって痛みの起き方や痛みが酷くなる条件が違います。



低気圧や雨、曇天に痛みが悪化   原因  風湿

風湿とは外部の風や湿気が体に反応して痛みが出ているのだと、昔の人は考えました。その場合には、風や湿を除くような漢方薬が適合します。そしてそういうタイプの痛みを湿痺と呼んでいました。体外の湿気の影響を受けやすい人は、もともと体内の水分の代謝が悪くむくみやすい傾向がありますが、外から湿気の影響を受けると、微妙にむくみもひどくなり体全体もだるくなりがちになります。

具体的には、麻杏よく甘湯、よく苡仁湯、二朮湯、除湿けん痺湯などが適合します。



他に、寒さや冷えによって痛みが悪化する場合、夜間に痛みが悪化する場合、患部が赤くなってほてって熱を持つ場合など、痛み方や痛む時間の違いなどでも、適合する漢方薬が異なるのです。もちろん、胃腸の調子の違い、例えば食欲はあるのか、便秘なのか、下痢なのか、とか、汗かきか汗が出にくい体質なのか、の違いでも、適合する漢方薬は変わってきます。


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