店主の四方山話                    TOPへ戻る




  

 第172話 麻黄湯の正しいのみ方の話




インフルエンザが流行していて、警報レベルだと報道され、テレビでは麻黄湯がインフルエンザに効果があると放映されて、買いにお見えになる方が増えています。病院で処方されるケースも多いようです。

         

麻黄湯に適合しているかどうか?

麻黄湯は、風寒型のインフルエンザの初期に適合します。寒気が強く解熱剤など薬を飲まない状態で汗をかいていない引きはじめに合います。

寒気がわずかで、ほてりが強く口が渇く
暑苦しいので布団をはいで寝たい、あるいは布団から足を出して寝たい
冷たいものがのみたい
喉が激しく痛い
自然に汗が出る

以上の症状が顕著な場合には麻黄湯は不適当です。



麻黄湯は体を暖めて強力に汗を出すことで解熱させる漢方薬です

添付文書には、1日3回、食前または食間に水又は白湯にて服用と書いてありますが、シャープに効果を出すためには、必ず空腹時にお湯で飲んでください。冷たい水では効果が鈍いです。お湯で温める効果を助けるわけです。

また、暖かくして布団に入るとか部屋を暖かくして発汗を助けます。発汗しないようであれば麻黄湯は効きません。



発汗力には個人差が出やすい

適度な発汗がシャープな効果の決め手です。麻黄湯をのんで下着が湿るくらい発汗しないのなら、1日3回にこだわらず、1〜2時間おきにのんで構いません。逆に汗をかきやすく汗が沢山出すぎるようであれば、その時点で服用を中止します。また、下着が汗で湿ったらこまめに取替えましょう。



食養生も大事

冷たいもの、生もの、味の濃いもの、あぶらもののような消化の悪いものは控えます。さっぱりした暖かいお粥や湯豆腐のような消化の良い温まるものを摂るのが良いです。



川口漢方薬局のホームページ



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