店主の四方山話                    TOPへ戻る




  

 第159話 冬の漢方養生法


冬は「封蔵」の季節

冬は、夜は早く寝、朝はできるだけゆっくりと起きる生活をするほうが良いです。
寒気に損なわれないように体を温める必要があります。
精神的にも焦らず安らかに生活することが肝要です。

例えば、熊はこの冬の間に冬眠する事によって、エネルギーの消費を抑えます。人間にとっても同様で、冬はエネルギー消費を抑えると同時に、春の身体の芽生えに備えてエネルギーを蓄えておく事が重要です。これが「封蔵」の意味です

このような養生法に逆らって過労して汗をかきすぎたり、寒気に触れて体を冷やしたり、体内の陽気をむやみに逃がすと、「腎」を傷つけてしまうことになり、春になって草木が芽生え、動物が活動的になる時期に体調が悪くなり、発病につながります。



冬の旬の食材で温まる

食事は、冬に多く出回る大根やねぎなど根菜類を中心に煮物や炊き込み料理を多くしましょう。なぜなら、温まりエネルギーを蓄えるのに良い食事だからです。



冬に多い病気

1. かぜ
こちらを参考にしてください。特に寒気の強い青いかぜが多いのが冬の特徴です。
かぜ・インフルエンザ

虚弱者妊婦のかぜ


2. 痛み・神経痛
筋肉・関節が冷えて痛む、いつも同じところが痛みで冷えるとにより痛みが増す、温めると軽減する寒邪阻絡のタイプが多くなります。この場合には暖めて血行を良くして痛みに良い働きのある漢方薬があります。

こちらも参考にしてください。老化と補腎の話(5)腰痛・神経痛・変形性膝関節症



3. 冷え症
冷えは単に身体が冷えるだけではなく、顔色のがわるくなったりや、胃の働きが鈍くなり食欲不振に陥ることもあります。

こちらも参考にしてください。 冷え性 体質や症状の違いで対処法が異なります。



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