店主の四方山話                    TOPへ戻る




  

 第155話 カゼ、インフルエンザと板藍根の話




インフルエンザの予防接種は万能ではない

インフルエンザの予防となると、西洋医学的にはまず予防注射を薦められる。実際、その年に流行するインフルエンザのタイプの予測が当たった場合、まずインフルエンザにかかることはない。でも、予測が外れて予防接種したのとは違うタイプのウイルスによるインフルエンザが流行してしまった場合、予防接種の効果はないことを知っている人はあまりいらっしゃらない。

また、予防接種によって体がだるくなる、微熱が長く続くような方には、予防接種は合わない。また、免疫が低下すると困るような方にも予防接種は良くない。例えば、癌の術後で体力が低下している時に、インフルエンザにかかると大変だということで、予防接種を受ける方が居るが、予防接種による弱められたとはいえインフルエンザウイルスの抵抗性を確立するために他の免疫系の力が弱くなってしまうような弊害が出ることもある。また、予防注射をやるのを忘れてしまったような方も居るでしょう。



漢方のタミフル、板藍根

そんな方にお奨めなのが、板藍根(ばんらんこん)のお茶です。中国では、カゼやインフルエンザが流行する時期には、保健婦さんが校門の前で待っていて、板藍根の煎じ液を登校してくる小学生の児童の口の中へスプレーしている。


板藍根(ばんらんこん)というのは、染物の藍の原料になる植物、ホソバタイセイの根で、左は、ホソバタイセイの花の写真である。

板藍根は、様々なウイルスに対して有効性があり、インフルエンザだけでなくC型肝炎や、数年前に流行したSARSには大活躍したし、やエイズの治療にも中国では応用されている。

日本でも、板藍根(ばんらんこん)はのみ易い製品が販売されている。もともとわずかに甘みを感じる味なのでのみやすいものだ。症状や体質に合えば、インフルエンザにかかった時、漢方のタミフルみたいなものだと思って使用しても良いし、受験生や家族の方がインフルエンザにかからないように予防的に普段からお飲みになっても良いと思う。ただし、妊婦さんはのまない方が良いと思う。板藍根のお茶を使ってうがいするだけにとどめた方が良い。



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