店主の四方山話                  TOPへ戻る




  

 第127話 日本人の偏った食生活の話




最近特に実感するのは、近年、多くなった病気、糖尿病、高血圧、脳、心臓、血管の病気、不妊症、アトピーなどのアレルギーの病気は、その原因が、日本人の偏った食生活が原因の大部分を占めるのではないかと思われることです。



糖尿病や高血圧、脳、心臓、血管の病気は、カロリーや脂肪の摂りすぎ、運動不足が原因だと言われても驚かないでしょうが、不妊症やアトピーなども実は食事の偏りが、原因の多くを占めています。



現代栄養学の問題点

分析を重視するが、全体のバランスを軽視している。

栄養素やカロリーなど食材の成分を強調するが、吸収や排泄に対して配慮が足りない。

結果として、胃腸の負担が重くなる食事になりがち。



東洋医学からみた正しい食事

個人個人の体質を考えた全体のバランスのとれた食事

吸収や排泄を重視する。

結果として、胃腸の負担が軽くなる。



現代日本の食生活の問題点

日本人は本来、農耕民族です。高温多湿な島国であるという気候風土ということからして、米を中心とした穀物野菜がおもな食材で、それに海産物が加わったものが伝統的な日本人に適合した食事です。

現代は食事が洋風化し気候風土や体質を考えない食事が増えています。

牛乳・乳製品・卵・肉・魚などの動物性タンパク、動物性脂肪の取りすぎ

加工食品・添加物の過剰

野菜が極端に少ない(外食では、満足に野菜が食べられない)

本来、人間は、穀物、芋、野菜を主に、時々(週に1〜2回程度)肉、魚、卵などを摂れば良いように出来ている。現代の日本は、肉・魚・卵の物価が安く、野菜がべらぼうに高いので、余計に野菜が食べられない。また、肉・魚・卵を多く摂取する場合には、消化や排泄を考えれば、そのぶん余計に野菜を多く摂らなければいけない。しかし、肉・魚・卵が好きな人は野菜の摂取が特に少ない。



簡単にはじめられる食生活の改善の提案

牛乳を豆乳に変更する。
(牛乳は、液状の牛肉である。豆乳に変更するだけで、動物性脂肪の過剰摂取が防げる。)


大皿いっぱいのキャベツをゆでたものを食べる。あるいは、野菜ジュースを多く摂る。
(生野菜換算で大皿いっぱいくらいが本来とるべき野菜の量)


アレルギー性疾患、胃腸疾患、膠原病などの場合、牛乳・乳製品・卵・肉・魚を減らし、このように野菜を増量するだけで、症状が改善する場合が多い。牛乳・乳製品・卵・肉・魚が多い人は、まずは一週間、このような野菜中心の食事にするだけで、体調が良くなる場合が多い。その上で適切な漢方薬を服用すれば、効果が良く、症状の改善が非常に早い。東洋医学では「医食同源」というが、治療の過程であるていど食養生を併用するか否かで、効果に大きな差が出るのです。



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