店主の四方山話                    TOPへ戻る




  

 第122話 夏バテはこれからひどくなるの話




8月も中ばを過ぎ、一時のような猛暑が若干やわらぎ朝夕は涼しく感じられる日もあるようになりました。しかし、夏バテはこれから9月のお彼岸ごろまでの間が一番ひどい状態になる場合が多いです。また、食中毒や食欲がない、軟便下利など様々な胃腸症状が出やすいのも、むしろ暑さの盛りを過ぎた残暑のころが一番多くなります。



疲れやすい、だるい

むし暑くなると汗をかきやすくなり、体内の水分とエネルギーが汗で出て行ってしまい不足します。このような疲れやだるさは、第119話に書いた西洋人参や、麦味参顆粒、清暑益気湯、補中益気湯などが適合します。


冷房病

クーラーが効き過ぎた部屋に居たりしますと、体温を維持し体を温めるエネルギーが消耗して体が冷えやすくなります。また、冷房病になりやすい体質の人はもともと抵抗力が弱くカゼをひきやすかったり、鼻炎などのアレルギー症状も出やすい傾向があります。クーラーなどでお体が冷えると血流が悪くなって生理痛、頭痛、筋肉痛、関節痛、肩こりなどの症状が出ます。このような冷房病には婦宝当帰膠、衛益顆粒、五積散などが適合します。


胃腸障害

特にむし暑い状態が続いたり、暑さのために冷たいものばかり飲食してしまうために胃腸の機能が低下し、食欲不振、お腹がはる、軟便下利、吐き気などの症状が出やすくなります。もともと日ごろから胃腸が弱い傾向にある人のほうがこういった症状が出やすいです。このような症状には、かっ香正気散、香砂六君子湯、香砂養胃湯、参苓白朮散、半夏瀉心湯などが適合します。



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