店主の四方山話                    TOPへ戻る




  

 第114話 高原選手の症状の話



今週は、突然、サッカーの高原直康選手の症状話です。高原選手は、地元清水東高校の出身なのでなじみが深いのですが、エコノミークラス症候群の肺動脈血栓塞栓(そくせん)症を再発しました。2002年のワールドカップでは、この病気のために出場できませんでした。


エコノミークラス症候群は於血(おけつ)

エコノミークラス症候群は、飛行機などに長時間機乗した後などに肺動脈に血の塊がつまって呼吸困難になり、心臓の機能が低下する病気です。手当が遅れたり重症だったりすると、死亡することもあります。エコノミークラス症候群、肺動脈血栓塞栓(そくせん)症という病気は、漢方では於血(おけつ)です。於血(おけつ)とは、血が汚れて流れが悪くなる病態のことをいい、しばしば血栓が発生する場合があります。


エネルギーや体内の潤いが不足すると於血(おけつ)ができる

スポーツ選手は、激しい運動によって疲労と汗をかくことで、気陰両虚(きいんりょうきょ)という状態になります。気陰両虚(きいんりょうきょ)とは、体内の気(き:エネルギー)と陰液(いんえき:体内の必要な栄養物質を含んだ水分・潤い)が不足する状態のことです。漢方ではその結果として血が汚れ、於血(おけつ)が発生すると考えます。


エネルギーや体内の潤いを補うのは漢方の方が得意

於血(おけつ)を改善するように働く薬は、西洋薬で抗血栓薬で良いが、エネルギーや体内の潤いを補うものが西洋医学には不足しています。手っ取り早くスポーツ飲料などを摂れば、そのときだけは潤いを補給できますが、漢方ではもっと根本的にエネルギーや体内の潤いを補うことができるのです。


麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)の働き

麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)は、麦門冬、五味子、人参で構成された漢方薬で、気陰両虚(きいんりょうきょ)を改善する働きがあり、しかも日常的に継続使用しても副作用などはとても少なく、激しいスポーツなどで疲労しても、その疲労回復が早いです。


冠元顆粒(かんげんかりゅう)の働き

冠元顆粒(かんげんかりゅう)は、丹参、川窮、芍薬、紅花、木香、香附子で構成された漢方薬です。ひとつひとつの薬草は構成生薬の作用はどれも比較的穏やかですが、6つの薬草の組み合わせにより、その効果が高まるような絶妙の処方構成になっていますので、全身どの部位にも使えて血栓の予防目的にも使うことができます。


高原選手のような体質の人には、日常的に麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)+冠元顆粒(かんげんかりゅう)をのんでいると、エコノミークラス症候群にはなりにくくなります。



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