店主の四方山話                    TOPへ戻る




  

 第109話 妊娠中の漢方薬の話(4)




妊娠中には、なるべくお薬をのまないで済ませられれば、それが一番良いと思いますが、実際には、風邪もひきますし、悪阻がひどかったり、妊娠中毒症になったり、場合によっては流産癖があるなどで、お薬が必要な場合があります。今回は、妊娠前から妊娠に至るまでの中で、漢方薬だけでなく通常の西洋薬も含めたよくご相談をうけることがらについて書いてみます。



妊娠中で一番注意を要するのは3ヶ月目

最近、妊娠したのがわかったのですが、ずっと鼻炎の西洋薬をのんでいたが大丈夫ですか?

妊娠中にはあまりのみたくない薬をのんでいて、妊娠がわかった場合、通常はその時点でそのお薬を止めれば、おなかの赤ちゃんには影響がありません。


赤ちゃんは、最初はたった1個の細胞で、それが次第に分裂を繰り返し、ブドウの房のような状態になります。この状態では、赤ちゃんは未分化といって、まだどの部分が頭になるとか手や足になるとかは決まっていません。この時点では、かりに奇形を誘発するようなお薬をのんでしまっていても、赤ちゃん自体に修復力がありますので、問題は起きません。一番影響が心配されるのは3ヶ月目で、ちょうど細胞のどの部分が赤ちゃんの体のどの部分になるのかがはっきり決まる時期で、この時期には特になるべくお薬をのまないで済ませられれば、それが一番良いのです。流産防止や悪阻のためにお薬を飲むときには、慎重に選んでいただきたいと思います。



妊娠3ヶ月目というと、悪阻の症状ががとくに出やすい時期と重なりますが、漢方薬には悪阻に良いものがあるように、一番心配なこの時期にも安心してのめるものが多いです。妊娠中の症状もご覧ください。

適切な漢方薬の選定は専門家にお任せください。詳しくはこちらでご相談ください。直接メールでもご相談承ります。kawaguchikampo@nify.com







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