店主の四方山話                    TOPへ戻る




  

 第106話 妊娠中の漢方薬の話




妊娠中には、なるべくお薬をのまないで済ませられれば、それが一番良いと思いますが、実際には、風邪もひきますし、悪阻がひどかったり、妊娠中毒症になったり、場合によっては流産癖があるなどで、お薬が必要な場合があります。


115話では、妊娠前と妊娠中に体質が変わるので、食養生や適合する漢方薬も変化すること、一般的に妊娠中に使用すべきでない漢方薬のことを書きました。今回は、もう少し詳しく妊娠中の漢方薬について書いてみます。



体内の不要な悪いものを除く場合は、穏やかな方法で除き、同時に気や血を補いながら行う。

具体的には、不要な悪い水を除く場合に、単純に利尿剤のようなもので小便を出す場合でも、妊娠中はお体に優しい穏やかなものが適合し、同時に元気をつけるものや血を補うものが配合された漢方薬が適合し、より安全です。



体質に適合した補う漢方薬は安全です。

妊娠中は、栄養を胎児に奪われますので、妊娠していない状態の時より補うことが必要な場合が多いです。一例を挙げますと、便秘の時に、下剤のようなもので腸を刺激して出させるのではなく、お体や腸に潤いを与え、腸内が乾燥し水分の少ないコロコロ便にならないようにさせる漢方薬が、妊婦さんの場合には適合する場合が多く、このように潤いを補うものは安全です。ただし、お体を暖める漢方薬が適合するのかほてりをさます働きの漢方薬が適合するのか見極めがとても重要です。



かぜをひいたときには

普通、ひきはじめのときには、漢方薬では汗を出す働きの漢方薬が使われます。妊婦さんの場合には、穏やかに汗を出しながら、同時に気や血を補う働きを持つ漢方薬が適合します。妊娠中の症状もご覧ください。



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