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糖尿病

その2

中医学(中国漢方)による治療法

糖尿病の急性期

(1)肺陰虚(上消) 激しい口の渇き・沢山水分がのみたい・のんでものんでも口の渇きが止まらない。唇が赤い。尿量が多い。

こんな症状には、消渇方合増液湯、エキス剤では白虎加人参湯合麦門冬湯 などが適合します。



(2)胃陰虚(中消) よく食べる。すぐに腹がすく。よく食べるのに痩せる。多汗。口が渇く。尿量が多い。便秘傾向。

こんな症状には、白虎加人参湯合益胃湯、エキス剤では肺陰虚と同じ白虎加人参湯合麦門冬湯あるいは調胃承気湯合麦門冬湯 などが適合します。



慢性に経過しているとき

(3)腎陰虚による腎気不固(下消) 頻尿、多尿、混濁尿など。腰がだるい。足腰に力が入らない。午後の熱感、盗汗、いらいら。場合によって不眠、動悸など。

こんな症状の時には、麦味地黄丸(八仙丸)合五子えん宗丸 などが適合します。



(4)腎陽虚  糖尿病は体が内熱のために乾燥して陰虚を悪化させていきますが、陰液が不足しために陽気も不足した状態になり、西洋医学で言うアシドーシスに相当する病態も発症します。

こんな症状の時には、八味地黄丸、至宝三鞭丸、海馬補腎丸などが適合します。



(5)脾気虚弱 疲れやすく体がだるい、手足に力が入らない、動悸、息切れ、汗が出やすい、軟便、頻尿、口の渇き、多食、飢餓感。

こんな症状の時は、七味白朮散あるいは補中益気湯の加減 などが適合します。



合併症の東洋医学の考え方

中医学では糖尿病は内熱のために乾燥して陰虚を悪化させていきますが、同時に食べたものが正常に身に付かないで、代わりに痰濁といったものが発生し、血液が汚れて淤血という病理産物が出来ます。その結果、体内の不要なコレステロールを上昇させたり、動脈硬化が進行し、網膜症、神経障害、腎硬化などが発生します。

これらについては化痰、活血化淤という、体内を浄化し血液を綺麗にしながら、その方の状況に合わせ合併症を防ぐ漢方薬を併用します。丹参、紅花、水蛭などの配合された漢方薬を併用します。




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