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        流産癖                


流産癖、流産しやすい原因や体質を中医学(中国漢方)では、以下のように考えて症状や体質に合わせ、適合する漢方薬が使われます。


腎気不固
腎気不固(じんきふこ)とは、腎虚の体質で腎の気が弱いために赤ちゃんの入っている子宮を固めていられないということを言います。腰や膝がだるく力がはいらない、下腹部が垂れ下がる感じがする、めまい、耳鳴り、夜中にトイレに起きることが多いなど、若いのにお年寄りみたいな症状があることがあります。腎を丈夫にして結果的にホルモンの分泌が良くなるようになり、生殖器の働きを高める漢方薬を使います。


脾胃気虚
脾胃気虚(ひいききょ)とは、胃腸が弱くエネルギー不足の体質のことです。子宮にもエネルギーが足りないために子宮を固めていられないのです。顔が黄色くむくみやすい、下腹部が垂れ下がる感じがする、疲れやすい、息切れしやすくしゃべるのがおっくう、食べ物がおいしくない、食欲がない、軟便、下痢しやすいなどの症状があることがあります。胃腸を丈夫にしエネルギーが出来るような漢方薬を使い、子宮にエネルギーが供給されるようにします。


陰虚火旺
陰虚火旺(いんきょかおう)とは、過去の流産や出血の病気などで体内の必要な水分や栄養物質が不足してしまい、相対的にエネルギーが余るような状態になってしまって体に熱を持ちやすい状態になることで、このような体質の方は妊娠中には子宮の状態が不安定になりやすいです。痩せた、両頬が赤い、手足がほてりやすい、口が乾燥する、水分が欲しい、腰がだるく痛むなどの症状があることがります。体液や血液を補って、ほてりを冷ますような漢方薬を使います。


気虚寒凝
気虚寒凝(ききょかんぎょう)とは、エネルギーや栄養不足で体が冷えやすい体質の方が、血行が悪くなり、子宮が冷えてしまう状態で、流産しやすい状態になります。下腹部が冷えて痛い、手足が冷えやすい、寒がりで暖かくしていると気持ち良い、腰や膝がだるくて力が入りにくい、軟便ぎみ、小便の量が多いなどの症状があることがあります。エネルギーを補い暖める漢方薬を使います。


外傷
妊娠中に事故にあったり怪我をしたり、重い物を持ち上げたり、遠路を歩いたりして流産しやすい体質になってしまった場合です。また、不適切な中絶や掻爬が原因の場合も含みます。エネルギーを補い子宮を固め、血液の栄養状態を良くして子宮の栄養状態が良くなるような漢方薬を使います。



不妊症その1と見比べていただければすぐにおわかりになると思いますが、流産癖や流産しやすい原因と不妊症の原因は、多くの共通点があります。不妊症の方は妊娠した後も、流産しないような対策をお勧めします。


                                           


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