じんましんの症例 1         TOPへ戻る


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高校生の時から悩まされていたじんましんの症例


Lさん 24歳 女性OL 身長158cm 体重48Kg  H13年12月4日来局

17歳頃からじんましんが出るようになり、大学を卒業して仕事に就いてから特にひどくなった。
気温の変化や衣類によってこすられると、淡紅色の膨疹が出て痒くなる。食欲はあるが、時々
下利する。あぶらこいものを食べて数日前から下利気味。肩がこり、足が冷えやすい。生理が
やや遅れる。病院の免疫抗体検査で、IgE 1500と言われた。


          衛益顆粒+霍香正気散 30日分


胃腸の調子は数日で良くなり、30日の服用で強い刺激を与えなければ蕁麻疹が発症しない
ようになった。もう1ヶ月同じ組み合わせで服用してもらった。



H14年1月28日   病院の免疫抗体検査でIgE 550と1/3に減少していることがわかった。
急に暖房で暖まったり、皮膚に強い刺激を与えるとまだじんましんが出るが、以前よりずっと軽
く、短時間で消失するようになった。胃腸の症状はほとんど出なくなった。生理が遅れるのは変
わらない。



その後、衛益顆粒+婦宝当帰膠の組み合わせを続けているが、じんましんは、気になる症状
は出ない。また、生理は30〜31日周期で来潮するようになり、血色が良くなり職場の人から
元気になったと言われるようになった。


考察:この方の体質は胃腸が弱く、気血が両方とも不足している体質でした。体質改善として
まず胃腸を丈夫にすることと、皮膚や粘膜を丈夫にすることをやり、最後には不足している血を
補うことも考慮しました。アレルギーの体質改善の仕方は、体のバランスの崩れ方がどんなふう
になっているかということをしっかり把握し、それをしっかり是正するようにしていけば可能です。
体質改善の方法は、体質が違えば当然、ひとそれぞれ方法も違い、正しい方法でなければい
けません。