不正出血を伴う生理不順の症例  TOPへ戻る

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  不正出血も完治し、妊娠にも成功!



Nさん 34歳 身長155cm 体重39Kg 平成15年6月3日来局


子供の頃から胃腸が弱くやせていてふとることができない。生理が不順で不正出血を起こしやすい。生理中は下痢しやすい。生理周期は22日〜25日と早い。排卵の後胸が張る、高温期になると吹き出物が多くなる、唇の色が赤黒い。生理痛がひどい。高温期あるが基礎体温は不安定で波が大きい。不正出血の量は多くなく薄い経血が漏れるような感じで続く。仕事上ストレス多い。貧血気味で頭がぼーっとしてふらつきがあり肩こりもある。とりあえず、不正出血と生理痛が軽くなりたいということで漢方薬を求めにおいでになった。



平成16年6月3日〜10月16日まで

低温期
加味帰脾湯+平胃散+田七 
高温期
加味逍遙散+田七
生理期
参苓白朮散+安中散+田七


これにより生理痛はかなり軽くなった。生理周期も25日〜17日程度になってきた。しかし不正出血はまだ起きる。体重が少し増加して42kgまで増え以前より疲れを感じなくなった。貧血もやや改善した。気候的に寒くなってきて手足が冷える。吹き出物はできにくくなり肌が綺麗になってきた。


平成16年10月28日より平成17年1月23日まで

参茸補血丸+田七+マカ
生理期のみ
参苓白朮散+安中散+田七を加える。


11月頃から不正出血は全く起こさなくなった。1月に入って寒い日が続いたが寒さに対して強くなっているようだ。平成17年1月に妊娠。ご本人は妊娠はとてもできる体ではないとあきらめていたので、とても喜ばれた。



 考察
一番治したかった生理痛や不正出血などの体調不良が改善するだけでなく、お体全体の調子が良くなり、赤ちゃんにも恵まれた症例です。漢方薬は、基本的に体質に合わせておのみいただいた場合、治したい部分以外の調子が良くなるので、このような望外な妊娠という結果になることも決して珍しいことではありません。