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                男性不妊症1   



中国漢方では、男性の不妊症の原因は、女性の不妊症と共通なものとそうでないものがあります。この中には、精子数減少、運動率の悪化、インポテンツ、射精不能なども含みます。






1)腎虚(じんきょ)    
生殖機能の発育不全、ホルモン分泌不足や早すぎる老化が原因。このタイプの人は、もともと性欲があまり無かったり、腰や足がだるい、夜中にトイレに起きる、耳鳴りがするなど、若いのに老人のような症状があることもあります。

ホルモンの分泌が良くなるように、生殖器の働きを高める漢方薬を使います。



2)気血両虚 (きけつりょうきょ)

エネルギー不足、血の不足、栄養不足による生殖機能の低下が原因。顔色に血色が少なく、胃腸が丈夫でない方に多いです。女性の場合は血が不足している場合が多いですが、男性の場合は気が不足が著しい場合が多いです。

エネルギーや血がもっと出来るような漢方薬を使います。



3)陰虚火旺(いんきょかおう) 
体質や慢性病や熱性疾患、長期のストレスや過労、セックスのし過ぎなどよって相対的に体液が不足の状態になって、ほてりやすい状態になって発生する。勃起しやすいが射精できない、頭がふらつく、口や咽が乾燥する、夕方から夜になると体がほてり寝汗がでるなどが特徴。

体液や血液を補って、ほてりを冷ますような漢方薬を使います。



4)肝気鬱結(かんきうっけつ) 
ストレスにより血流が悪くなったりホルモン分泌や生殖機能の働きがおかしくなる。イライラ、怒りっぽい。

ストレスによって、血液の流れやホルモンの分泌が悪くならないように、改善する漢方薬を使います。



5)湿熱(しつねつ)    
お酒の飲みすぎ、辛いものや脂濃いものの摂りすぎなどで熱を帯びた水毒が停滞し生殖機能を減退させる場合。肥満の場合もある。

熱を帯びた水分の代謝を良くしたり、脂肪を除くことで体の機能を正常にさせる漢方薬を使います。



6)血淤(けつお) 
陰部の炎症などが原因で血流が悪くなったり静脈瘤が出来て生殖器まわりの血行が悪いために生殖機能が低下している場合。西洋医学では、血管のバイパス手術をすることもありますが、状態が軽度なら、漢方薬でも充分対応が可能です。

炎症を除き血流を良くする漢方薬を使います。



このように、体質、原因が変われば漢方薬も変わります。また、原因は単一ではなく複数の原因が重なり合っている場合が多いです。漢方療法では、体のアンバランスを是正して、健康な体にしていくわけですから、不妊症の改善だけでなくその他のお体の調子も同時に良くします。

                                          


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