認知症 (ぼけ・痴呆)

認知症・ぼけ・痴呆は、高齢化社会を迎えて深刻な問題になっています。

西洋医学的に認知症にはいろいろあります。

1.アルツハイマー型認知症
2.血管性認知症
3.1と2を併せ持つ認知症
4.その他(アルコール中毒、脳の手術、脳腫瘍、甲状腺機能低下症などが原因)

☆このように痴呆は進行する

(以下の項目をチェックしていただき、本人あるいは御家族の方にも簡単に
判定できます。半分以上の項目に○がついたら要注意です。)

前兆期
性格の変化、能力低下、判断力の低下
      頑固、自分中心的、相手の意見を聞こうとしない。
      自発性に乏しく、他人に頼りがちになる。
      動作がのろく、頭の回転が悪くなる。
      新しいものへの適応力が低下する。
      ユーモア、とんちが出なくなる。
      忍耐力、集中力が低下する。
      発想が乏しく、画一的となる。
      異性に対する関心が無くなる。


前認知症
意欲の低下、記憶力の低下、計算力はまだ正常
      ある時期から意欲や好奇心が低下する。
      無表情、無感動の傾向が出てくる。
      記銘力などの障害が出てくる。
      話がくどく、同じことを何回も繰り返す。   
  

軽度認知症
誰でも判別出来る痴呆症状が発現する
      昨日のことを全て忘れてしまう。
      月日・場所の見当が不明確になる。
      やさしい計算をよく間違える。
      家の方向などを間違える。
      家族の名前を忘れたり、間違える。
      料理の味付けが変になる。
      感情失禁や被害妄想になる。
      身の回りのことは一応自分で出来る。

重度認知症
尿便の失禁、何でも口に入れたり、行動がおかしくなり、
目的なく動き、最後は寝たきり老人となり、重介護が必要。

東洋医学ではこう考える

痴呆症は重度になれば治療は不可能で、出来るかぎり早い段階での予防を含めた対策が必要です。前記の、前兆期前認知症は一見まだ痴呆の段階ではありませんが、近い将来必ず痴呆がひどくなることが統計学上明らかになっています。
70歳代以下の年齢層では、認知症症の割合は0.7%以下ですが、86歳以上になりますと、実に23%の方が認知症を発症しています。漢方では「未病を治す」という言葉がありますが、対策は早期であればあるほど効果的なのです。



中医学(中国の漢方医学)ではでは、認知症の原因を次のように考えて治療します。

淤血  
    血の汚れ、血流が悪いことが原因で脳に栄養が行かず、痴呆となる。
      対策は、冠元顆粒血腑逐於湯のように血液をきれいにして流れを良くする
      漢方薬を使います。

脾虚
    1.脾虚のため気血が不足して脳に栄養が行かず、痴呆となる。
      対策は、脾を丈夫にして、気血を補う補中益気湯、加味帰脾湯、十全大補湯
      人参養栄湯、鹿茸大補湯のような漢方薬を使います。
    2.脾虚のため痰が生じ、痰が血行を阻害して脳に栄養が行かず、痴呆となる。
      対策は脾を丈夫にして、痰を除く釣藤散、星火温胆湯、加味温胆湯のような漢
      方薬を使用します。

腎精不足
    腎精が不足すると脳髄を養う事が出来ず、脳が萎縮して、痴呆となる。
     至宝三鞭丸、海馬補腎丸、杞菊地黄丸、知柏地黄丸のような腎精を補う漢方
     薬を使用します。

痴呆は、単純に1つの原因で発生するのではなく、複数の原因が重なって発生しますの
で、総合的な治療法が必要です。ですから、単純に血液をサラサラにするだけでは予防
も不充分
なのです。詳しくは御相談ください。




手や指を動かしたり刺激を与えることは、痴呆の予防にとても効果的です。
川口漢方薬局では、マイ・レドックという、指を刺激する健康器具を取り扱っています。

   

  手の指にはめて往復させる
  だけで、手軽に指を刺激し、
   リフレッシュできます。






                             



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