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  アトピー性皮膚炎 その1   



東洋医学では、アトピーが発生する原因は、食生活の乱れ、ストレス、生活のリズムの乱れ、
温暖化や環境汚染など天候や環境の異常、先天的遺伝体質などと考えています。

症状がひどい時には、なるべく早く症状が楽になるようなどちらかというと対症療法的な治療法
をとり、症状がある程度軽減してからは、体のバランスの崩れなどを矯正するようにしてアトピー
が発生しにくい体を作っていく根本的な治療法に移行していきます。



  症状がひどいとき 

症状がひどいときは、主として患部の皮膚の状態がどのような状態なのかが一番大切な情報
になります。皮膚の発赤の程度、隆起の程度、乾燥と湿潤の程度、萎縮があるかないか、主
な発生部位はどこか等によって、適切な漢方薬が変わってきます
。患者さんの体質によっても
具体的な適合する漢方薬は変わります。

皮膚は、外部環境の変化に対して体の内部を守るバリアーの働きを持っています。しかし、アト
ピーの患者さんの皮膚はこのバリアー機能の働きが著しく低下しています。具体的には、夏の
高温多湿の季節には、高温と湿度のために皮膚は、他の季節より火照りやすくまたジュクジュ
クと湿潤しやすくなります。逆に冬の乾燥する時期においては、皮膚に潤いが無くなり非常に乾
燥しやすくなります。これらの季節の状態にあわせて、適切なスキンケアをすることも、とても重
要です。スキンケア用品も各種取りそろえておりますので御相談ください。

漢方では、季節の状況にあわせ、夏はほてりをさまし乾かす働きのものを増やしたり、冬は体
を温め皮膚を潤すような働きのあるものを加えて、治療過程の不充分な皮膚のバリアー機能
を体の中から補ってあげるようなことも出来るのです。
ですから、川口漢方薬局のアトピーの
漢方薬は同じ患者さんでも夏と冬で変わる場合が多いです。

アトピーの漢方薬についてもご覧ください。


  比較的落ち着いているとき

比較的落ち着いた状態になってきましたら、体のバランスの矯正によって免疫のバランスがと
れるような体作りが治療の主体になります。

胃腸に問題があれば、胃腸を丈夫にしていくことはアトピーの根治に必須です。また、そのた
めには、食事の内容や摂りかたが、体質改善には重要となります。ストレスの影響が多ければ、
ストレスに強くなるような体質つくりも必要です。睡眠不足や偏食、過労やストレス、運動不足
は免疫のバランスを崩しますので、日常生活の自己チェックも必要です。





   アトピーにおける西洋医学と東洋医学の治療法の違い
西洋医学では、ステロイド剤の外用がそのほとんどです。ステロイド剤は、アトピーの炎症や痒
みを除くのには非常に有効です。しかしステロイド剤はアトピーの症状を一時抑えてくれますが、
根本から治す薬ではありません


漢方療法は、一時抑えるだけでなくアトピーの患者さんの体質(特に後天的体質)を矯正して結
果的に免疫の恒常性を保つ力が強くなってアトピーが発症しにくい体にしていくようなことが可
能です。





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